お茶の水出しは簡単お手軽! おいしいお茶を楽しもう!
日本茶、紅茶、中国茶……様々なお茶がありますが、実はそのお茶を美味しく飲むためにはお水がポイントだということをご存知でしたか? 今回は、お家で簡単にお茶をおいしく作る方法や、お茶の種類等を紹介していきます。
目次
よく飲まれるお茶のあれこれ、ご存知ですか?
私たちは普段の生活の中で当たり前のようにお茶を飲んでいますが、当たり前のことであればあるほど詳しく知らないことも多いです。そんな知られているようで、あまり知られていないお茶にまつわる豆知識を紹介します。同じお茶の樹から緑茶も紅茶も烏龍茶も作られる
実は緑茶や紅茶、烏龍茶の違いとは、「加工方法」の違いだけであって、同じお茶の樹から作ることができます。
お茶の樹から採れる生葉を乾燥・発酵させてつくる際に発酵度合いを変えることによって、できあがるお茶の種類が変わってきます。発酵をさせていないものが緑茶、半発酵茶が烏龍茶、完全発酵させると紅茶になります。また、茶葉に花の香りをつけたものは花茶と呼ばれ、ジャスミン茶が有名です。
このように同じお茶の樹から様々な種類のお茶になるのです。
海外では砂糖が入っている緑茶が一般的
日本では、グリーンティーと言うと何も入っていない緑茶を想像すると思います。ところが、海外でグリーンティーとして親しまれているものは、同じ緑茶でも砂糖を加えて甘くしたものを指します。
海外では「緑茶はヘルシーなイメージ」を持たれていて人気があるようですが、その苦味が苦手な人も多いそうで、砂糖や牛乳等を加えて、緑茶を甘くしたものがグリーンティーと呼ばれ好まれているようです。紅茶にも砂糖を入れて飲むのだから、緑茶を甘くするのもおかしくないという発想なのでしょう。
また、グリーンティーにミントやフルーツの香りなどつけたフレーバーティーも人気があるそうです。 海外に行った際は試しに購入して飲んでみるのも楽しいかもしれませんね。
国によってお水の味が異なるため、味にも変化が出る
日本ではほとんどの地域のお水が軟水のため、日本に住んでいる私たちは、当たり前のように軟水で紅茶をいれていると思います。
しかし、アッサムやダージリンの産地であるインドやセイロンが有名なスリランカ、そして紅茶文化の本場イギリス。これらの地域のお水は一般的には硬水です。
イギリスに古くからある表現で、「One for me, One for pot」という言い回しがあります。 これは「(ティースプーンで)1杯(の茶葉)は自分用、もう1杯はポット用」という意味で、人数+1杯の茶葉が適量ということなのですが、硬水でいれる際の適量となります。
お水に含まれるミネラル成分と茶葉との相性によっては、硬水でいれた紅茶に比べ、軟水でいれた紅茶は渋みや苦みが強くなる傾向があるそうです。
最初は山盛り1杯だけで試し、好みに合わせて微調整するのがベストなようです。※1
また、緑茶や紅茶を楽しむ際には、空気を含んだ新鮮な軟水が適しているそうです。※2
お茶を飲むとき、少しお水に対しても意識してみると普段とは異なった味わいになって、楽しい休憩ができるかもしれません。
お茶の世界は深く掘り下げれば掘り下げるほど面白いです。興味のある人はぜひ調べてみてください。
日本人の舌に合う軟水でお茶を飲もう
どんなお水を使うかは、茶葉と等しく重要です。
お水は、ミネラル含有量の多い硬水と少ない軟水に分けられます。そして、概ねヨーロッパやユーラシア大陸は硬水、日本は軟水の地域です。同じ茶葉を使ってもその土地の水によって風味が変わってきます。
緑茶をいれる際には、軟水を使用することを推奨しています。※2
軟水を使うことで緑茶のうま味、渋み、苦みがバランスよく出るそうです。プレミアムウォーターの天然水は軟水なので、お茶をいれるのもぴったりです。
おいしい水出しのお茶の作り方!
緑茶は、お茶類の中でも長年国内消費量トップです。※3
季節問わずお茶を飲む日本人にとって、手軽においしいお茶が飲めることはありがたいですよね。
そんなお手軽でおいしい水出し緑茶の作り方を紹介します。※4
・茶葉と氷を使った簡単氷冷茶
熱湯を使わずに、氷だけでお茶を入れる方法です。お茶は水温が0℃に近いほど渋みが出にくくなるため、この方法で作るとじっくりと茶葉から旨みや甘みが浸出していきます。 また、氷が解けるのには時間がかかりますが、誰でも簡単に作ることができます。
ポイントとしては、低温で浸出させ続けることです。 茶葉4gに対して氷は60g以上入れましょう。氷の量を変えることで好みの濃さに変えることもできるのでとても簡単です。
・簡単お手軽! おうちで楽しむ冷茶
密閉性の高いボトルにお水を入れて、お水100ccに対して1gの煎茶の茶葉を入れます。きっちりと蓋をして冷蔵庫で6時間置くと完成します。
ひと晩待ちきれない! という人はボトルを良く振ると浸出が早くなります。ただし、渋みも出やすくなってしまうので注意が必要です。 茶葉が完全に開くまでは、お水を複数回次足してもおいしく飲むことができます。
・番外編! 携帯ボトルで簡単お茶作り
密閉できるマイボトルに茶葉5gを入れ、お水を350cc入れます。持ち運ぶ直前に氷を150g程度入れて出来上がりです。
約1時間ほどで茶葉からお茶が浸出され、飲むことができます。飲むときは、そっと傾けて茶葉が混ざらないように上澄みを飲みます。お茶がなくなったらまたお水と氷を入れることでまたお茶を作ることができます。
いかがでしたでしょうか。日本人に馴染み深いお茶についての豆知識や簡単な水出し方法を紹介しました。ぜひ、今回の水出し方法をご活用ください。
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参考文献
- ※1 紅茶の教科書(磯淵猛/2012年)
- ※2 知識ゼロからの日本茶入門(山上昌弘/2009)
- ※3 茶類の国内消費量の推移(全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会)
- ※4 今日からお茶をおいしく楽しむ本(和多田喜/2020)
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