ウォーターサーバーの電気代は高い?安い?電気代節約方法も解説
ポットや冷蔵庫の良い機能を兼ね備えているウォーターサーバー。
ウォーターサーバーの導入を検討するうえで気になるのはやはり費用ではないでしょうか。今回の記事では、ウォーターサーバーにかかる電気代と節約術を紹介します。
目次
ウォーターサーバーの電気代はどれくらい?
ウォーターサーバーの消費電力測定に関しては、日本宅配水&サーバー協会(以下、JDSA)制定による、「日本宅配水&サーバー協会 消費電力測定基準」というものがあり、それに則って計測されています。※1
プレミアムウォーターの場合、エコモードを搭載したスリムサーバーⅢの電気代は、以下の通りです。
【月額電気料金】
スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)の場合
通常使用時:約630円(1日あたり21円~)
エコモード使用時:約500円 (1日あたり17円~)
※1日あたりの算出方法 月額電気料金÷31日(小数点第一位は切り上げ)
※エコモード使用時(6時間/日)の電気料金は通常の約2割減が目安です。
※JDSA基準(1804)による測定結果です。
※お客様のご使用状況により電気料金は変わります。
※温水・冷水ともに、各600㏄/日、36L/月使用時、27円/kwhとして算出しています。
スリムサーバーⅢ以外にも様々なウォーターサーバーをご用意しています。他のウォーターサーバーの電気代については以下よりご確認いただけます。
一人当たりの電気代がどれくらいなのかご存知ですか?
そもそも一人当たりの電気代がどれくらいなのかご存知ですか?
総務省統計局の家計調査によると、2017~2019年における1人~4人世帯の月間での平均電気代は以下の表のとおりです。これはマンションや戸建て等、すべての住居形態を含んだ電気代です。
地域や季節によって、金額は異なりますのでご注意ください。※2
単位:円 | 1人暮らし | 2人暮らし | 3人暮らし | 4人暮らし |
---|---|---|---|---|
2017年 | 5,392 | 9,176 | 10,485 | 11,239 |
2018年 | 5,852 | 9,559 | 11,024 | 11,719 |
2019年 | 5,700 | 9,654 | 11,116 | 11,761 |
家電と比較してみると?
次に、具体的な家電にかかる電気代を確認してみましょう。
電化製品 | 月額電気料金の目安 |
---|---|
エアコン | 1,600~8,000円 |
エアコン | 500~800円 |
液晶テレビ | 100~1,000円 |
経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」より概算※3
前述のエコモードを搭載したウォーターサーバー「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」なら、月間電気料金は通常使用時でも約630円です。冷蔵庫にかかる電気代とさほど変わりないことがわかりますね。ウォーターサーバーは冷水も温水も好きなときに手早く準備できる便利な家電です。費用対効果を考慮すると、思っているほど高くはないと感じられる方も多いのではないでしょうか。
ウォーターサーバーの電気代はどれくらい?
ウォーターサーバーはなぜ温水も冷水もすぐ使えるのでしょうか。どのような仕組みで動いているのか、プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢ(ロングタイプ)を例に解説します。
温水
スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)のお湯は約85℃に設定されており、いつでも手軽に使えて非常に便利です。
タンク容量や消費電力については以下の通りです。
タンク容量 | 2L |
---|---|
消費電力 | 350W |
温水設定温度 | 約85℃ |
スリムサーバーⅢは温水の設定温度85℃を下回った場合、加熱装置(ヒーター)が働き始めます。
下記の図が動作イメージとなります。
図で見ると分かるように、ウォーターサーバーの温水はこの繰り返しでお水の温度を保っています。
スリムサーバーⅢは、温水タンクの保温性を高めることで、通常使用時の消費電力を抑えています。
また、エコモードをオンにしている場合、就寝等でお部屋が暗くなった状態をエコセンサーが感知すると、自動的に加熱装置(ヒーター)の電源を切ることで、通常使用時と比べ消費電力を抑えることができます。
冷水
スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)の冷水の上限温度は約6℃で設定されています。
タンク容量や消費電力については以下の通りです。
タンク容量 | 2.2L |
---|---|
消費電力 | 80W |
冷水設定温度 | 約4℃ |
温水とは反対で一定の温度を上回った場合に冷却装置が働き始め、冷水の設定温度を下回るまで働き続けます。この冷却装置にはコンプレッサーという部品が使用されており、冷蔵庫やエアコンにも組み込まれている仕組みと同じものです。
下記の図が冷却時の動作イメージです。
以上のように、加熱装置(ヒーター)や冷却装置(コンプレッサー)が動作する際に電気を使って、温水や冷水の温度を保つ仕組みとなっています。このように、保温性・保冷性が高いから頻繁な加熱冷却でも電気代を必要最低限に抑えることができています。
ウォーターサーバーの電気代節約術
エコモード搭載ウォーターサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーの電気代は工夫次第で節約できます。例えば、エコモード搭載のウォーターサーバーを選ぶのも、すぐにできる節約術の一つです。
プレミアムウォーターでは、エコモード使用時の電気代が1日あたり17円程度に抑えられるウォーターサーバーを2種類用意しています。一つは前述の「スリムサーバーIII(ロングタイプ)」です。横幅27cmのスリムな本体で置きやすいと評価されています。もう一つは洗練されたデザインが魅力の「amadanaグランデサーバー」です。インテリア性の高いウォーターサーバーをお探しの方に選ばれています。
設置場所に注意する
ウォーターサーバーの設置場所に注意するのも電気代の節約になります。気をつけたいのは壁にくっつけないようにウォーターサーバーを設置すること。ウォーターサーバーを壁にくっつけると熱がこもり、本体が熱くなってしまいます。するとお水を冷却するのに普段以上の電力が必要となるのです。ウォーターサーバーを設置する際は壁から15cm以上離すようにしましょう。同様の理由で直射日光が当たる場所への設置もおすすめできません。
電源プラグを抜かない
待機電力を節約するため、家電の電源プラグを抜く習慣のある方も多いかもしれません。しかしウォーターサーバーの場合は、コンセントから電源プラグを抜かないほうが電気代の節約に繋がります。理由は、電気の力でタンク内の冷水・温水の温度を維持しているためです。一度コンセントから電源プラグを抜いてしまうと、タンク内のお水は時間が経つにつれて常温になってしまいます。電源を入れる度に冷却や加熱をしなければならないので、余計に電気代がかかってしまうのです。
こまめに掃除する
こまめな掃除も欠かさないようにしましょう。特に気を付けたいのがホコリの溜まりやすい背面です。ウォーターサーバーの背面にホコリが溜まってしまうと放熱性が悪くなり、エネルギー効率が低下します。すると同じ動作をするにもより多くの電力が必要となるのです。
ちなみにホコリが本体の背面に付着すると、放熱によってホコリが温められ、臭いを発することもあります。電気代を節約しながら快適にウォーターサーバーを使い続けるためにも、1か月に一度は背面の掃除をしましょう。
電気代だけでなく手間を含めて考える
「手間いらず」がウォーターサーバーの最大のメリット!
普段、温水しか使わないという人は、使用頻度よってはウォーターサーバーよりもやかんや電気ケトルの方がお得かもしれません。しかし、容量が少なく保温機能がないため、その都度沸かす必要があります。白湯やコーヒー等を飲むときでもウォーターサーバーであれば沸かす必要がなく、手間なくご利用いただけます。
また、冷水しか使わないという人も、買ってきたお水等を冷蔵庫で冷やす必要があり、冷蔵庫内の限られたスペースが占有されてしまいます。詰め込みすぎてしまうと冷気の循環が悪くなり、余計に電気代がかかる等の弊害もあります。こちらもウォーターサーバーであれば、冷水もすぐにご利用いただけるので便利です。
今回はウォーターサーバーの電気代についてご紹介しました。 使用用途によってウォーターサーバーのメリットは多いので、温冷水を定期的に使う方はぜひ「ウォーターサーバー」を検討してみてください。
参考文献
- ※1 消費電力測定基準(日本宅配水&サーバー協会)
- ※2 家計調査年報(総務省統計局)
- ※3 緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド(農林水産省)
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