寝る前にお水を飲むと良い理由!飲む量や飲む時間、正しいお水の飲み方を紹介
寝ている間に水分不足にならないように、就寝前にお水を飲むのがおすすめです。しかし、飲む量やタイミング等に迷ってしまう方もいるでしょう。
そこでこの記事では、寝る前の水分補給について詳しく解説します。 お水を飲むときのおすすめの量や時間、正しい水分補給の方法を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
就寝前と起床後にお水を飲むのがおすすめの理由
就寝前と起床後にお水を飲むと良いとされているのは、就寝中に水分不足になりやすいためです。水分不足になると脱水症状のほか、血液の濃度が高くなり、脳梗塞や心筋梗塞等を発症しやすくなります。※1
就寝中の水分不足を防いだり、就寝中に汗等で失った水分を補ったりするために、寝る前や起床後にお水を飲むのがおすすめです。
就寝中は汗をかいている
寝ている間は意外と汗をかいていて、気づかないうちに水分不足に陥っている可能性があるので注意が必要です。暑い季節はもちろん、汗をかいている自覚がないときでも、寝ている間にコップ1杯程度の汗をかいているといわれています。※1
就寝中は血液がドロドロになりやすい
水分が不足すると糖類やタンパク質といった血液中の成分の濃度が高くなり、血液がドロドロになりやすくなります。血液がドロドロになると血管の中をスムーズに通れなかったり、血管が細い部分で詰まりやすくなったりします。※1
その結果、脳梗塞や心筋梗塞等のリスクが高まってしまうため、血液がドロドロにならないよう注意しなければなりません。
寝る前の水分補給はコップ1杯がおすすめ
寝る前には、コップ1杯のお水を飲んで水分補給をするのがおすすめです。 ここでは、寝る前に飲むお水の量や、お水を飲むタイミングについて詳しくみていきましょう。
寝る前のお水の飲み過ぎに注意
寝る前にお水を飲むことは大切ですが、飲みすぎには注意してください。寝る前に水分を摂取しすぎると、低ナトリウム血症になってしまう可能性があります。
低ナトリウム血症とは、血管内のナトリウム値に対して相対的に水分量が過剰になることで、疲労感や頭痛等の症状を引き起こします。※2
また、夜中にトイレに行きたくなって睡眠を妨げる原因にもなるので、就寝前に飲むお水の量には気をつけましょう。睡眠不足は身体に様々な不調をきたす恐れがあります。
水分不足を防ぎながら十分な睡眠をとるためには、寝る前のお水はコップ1杯程度に留めておくのがおすすめです。
寝る何時間前にお水を飲むと良いの?
寝る前のお水について、どのタイミングで飲むべきか迷っている方もいるかもしれません。 厳密に「寝る何時間前」と決まっているわけではありませんが、おすすめの時間帯はあります。
入浴前後の水分補給がおすすめ
入浴中は汗をかくので、入浴前後にそれぞれコップ1杯程度のお水を飲むのがおすすめです。人間の体内は深部体温が下がるときに眠気を感じやすくなるため、就寝2〜3時間前に入浴して身体を温めておくと眠りにつきやすくなります。※3
夜中のトイレが気になる方は
寝る直前にお水を飲むと、寝ている間にトイレに行きたくなってしまうと不安になってしまう方もいるでしょう。その場合は、無理に就寝前にコップ1杯のお水を飲む必要はありません。就寝直前よりももっと早い時間にお水を飲むようにしましょう。またその場合、水分不足が気になるという方は、寝る直前はひと口でも水分補給をすることで安心して就寝できるかもしれません。
寝る前の水分補給についてQ&A
寝る前の水分補給についてよくある疑問として、次の3つが挙げられます。
- 寝る前にお水を飲むとダイエットできるの?
- 寝る前にお水を飲むとむくみが出る?
- 寝る前にお水を飲むと太るの?
上記の疑問について、以下でひとつずつみていきましょう。
寝る前にお水を飲むとダイエットできるの?
「寝る前にお水を飲むとダイエットに効果がある」という根拠はありません。ただし、お水を飲むことで便通が良くなり、結果として体重が減るケースはあります。
1日をとおして正しく食事や水分を摂取していると、胃腸が刺激されて、収縮や弛緩で内容物を押し出す蠕動(ぜんどう)運動が活発になったり、便が柔らかくなって排便しやすくなったりすることが期待できます。※4
そのため、「お水を飲むとダイエットに効果的」といわれることがありますが、直接的に体重が減るというわけではないことを覚えておきましょう。体重を減らす目的ではなく、水分不足を補って健康的な生活を送るために、適切にお水を飲むことが推奨されます。
寝る前にお水を飲むとむくみが出る?
寝る前に限らず、「お水を飲むとむくんでしまう」と思っている方が多く、「むくみたくないから水分摂取を控えている」という方もいるかもしれません。しかし、それは逆効果です。
お水を飲む量が少ないと健康に良くないだけでなく、水分不足で汗や尿の排出が悪くなり、かえってむくみが出やすくなるので注意してください。むくみを解消するためには、1日をとおしてこまめにお水を飲むことが大切です。※5
寝る前にお水を飲むと太るの?
飲む時間に関係なく、お水を飲んですぐに体重を測ると当然ながらその分体重は増えます。しかし、時間が経過すると汗や尿として排出されるため、「お水を飲むと太る」とはいえません。
ただし、過剰な水分摂取はむくみの原因となることもあるので、お水の飲みすぎで「太った」と感じるケースはあります。
お水を飲む量は多すぎても少なすぎても身体に良くないため、正しく水分を摂取するようにしましょう。
正しい水分補給で健康な生活を
最後に、正しい水分補給の方法を紹介します。水分補給をするときは、次の2つのポイントを意識してみてください。
- 1日に約1.2ℓの水分補給が望ましい
- お茶やコーヒーでなくお水を飲む
この2つのポイントについて、以下で詳しく解説します。
1日に約1.2ℓの水分補給が望ましい
体格や年齢等の個人差はありますが、人間は1日に2.5ℓのお水が必要だといわれていて、そのうち1.2ℓは飲み水で補うことが推奨されています。※6
水分は一度に1.2ℓを飲むのではなく、こまめに分けて飲むようにしましょう。また、年齢を重ねると喉の渇きに気づきにくくなるため、こまめに水分を摂取するように意識することで、水分不足に陥るのを防げます。
水分不足になると脱水症状や熱中症等を引き起こすリスクがあるため、喉が渇く前にこまめにお水を飲むことを習慣にしましょう。
お茶やコーヒーではなくお水を飲む
水分摂取には、お茶やコーヒーではなくお水を飲むことが大切です。お茶やコーヒーにはカフェインが含まれているので、利尿作用があります。そのため、もしお茶で水分を補給したい場合は、麦茶等のノンカフェインのお茶を選びましょう。
また、胃腸を冷やすと身体が冷えやすくなるので、冷たいお水よりも常温水や白湯を飲むのがおすすめです。
お水をこまめに飲む習慣をつけよう
寝る前にコップ1杯のお水を飲んでおくと、寝ている間の水分不足を防げます。寝ている間にも汗をかいているので、起床後の水分補給も忘れずにおこないましょう。夜中のトイレが気になる方は、飲む量やタイミングを調整してみてください。
ダイエット中の方はむくみが心配かもしれませんが、お水を控える方がかえってむくみやすくなるので、正しい水分補給を意識しましょう。1日に約1.2ℓのお水をこまめに飲むのが、正しい水分摂取の方法です。
こまめにお水を飲む習慣をつけるには、ウォーターサーバーの導入がおすすめです。ウォーターサーバーがあればお水や白湯が好きなタイミングで飲めるので、簡単に水分補給ができます。プレミアムウォーターではライフスタイルに合わせたプランやウォーターサーバーがあるので、こまめにお水を飲む習慣をつけたい方は、導入を検討してみてください。
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参考文献
- ※1 健康生活あんないナビ
- ※2 低ナトリウム血症性脳症日本内科学会雑誌105巻4号
- ※3 快眠と生活習慣(厚生労働省)
- ※4 便秘と食習慣(厚生労働省)
- ※5 足のむくみの原因は、水分の取りすぎではなく水分の◯◯だった医療法人社団IMA四谷・血管クリニック
- ※6 「健康のため水を飲もう」推進運動(厚生労働省)
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