バナジウムとは?成分やおすすめの摂取方法について解説
近年、様々な成分を含んだお水が販売されています。
その中には「バナジウム」と書かれたお水もあり、スーパーやドラッグストア等で見かけることも多いかと思います。
しかし、「バナジウム」という名前は見たことがあっても、成分の詳細やその他の成分との違いについてはあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
プレミアムウォーターの天然水も成分にバナジウムが含まれている種類があるので、今回はバナジウムというミネラルについて、成分や適切な摂取量、注意点等について解説します。
目次
バナジウムとはどんなもの?
まずはバナジウムとはどんな物質で、どんな用途で使われているのかを紹介します。
バナジウムの成分について
バナジウムとは、元素周期表で23番目の元素のミネラル成分です。バナジウムは地中や海水中等の自然界だけでなく、海藻類や牛乳等の食品にも含まれている成分です。
歴史では1839年に発見され、このバナジウムという成分は、スカンジナビア神話のバナジスという北欧の女神の名前から由来して名付けられました。※1
バナジウムの用途
バナジウムは主に鋼鉄との合金において製鋼添加剤として使用されています。
バナジウムを含む合金は高い強度を誇り、建築や自動車製造業等、様々な産業で利用されてきました。昨今では、バナジウムが人体の健康にも関連していることが分かり、特に天然水に含まれるバナジウムが注目を集めています。
バナジウムの適切な摂取量は?
ミネラルは、人間が生きるうえで必要不可欠なミネラルを「必須ミネラル」と、それ以外のミネラルに分けられます。
必須ミネラルと定められるのは、その特定のミネラルが欠乏状態となることで身体に異常が見られること、さらに欠乏状態でその特定ミネラルを摂取することで身体異常の改善が確認された場合です。
バナジウムはまだ研究途上の成分のため、必須ミネラルには分類されていません。
そのため、日本では食事摂取基準が定められていませんが、近年ではバナジウムの研究が進み、様々な健康効果が期待されていて、バナジウムというミネラルへの関心が高まっているのは事実です。
バナジウムが含まれる食材
バナジウムを摂取する方法はいくつかありますが、バナジウムを含むお水や食材、サプリメントを摂取する方法が一般的です。
バナジウムを多く含む食材
バナジウムはお水だけでなく、以下の食材からも摂取できます。
- 海藻類(昆布・ひじき)
- 貝類(あさり・しじみ)
- 牛乳
- 葉野菜(レタス等) ※2
これらの食材をバランスよく食事に取り入れることで、バナジウムを摂取することができます。
バナジウム摂取量の上限とは
日本ではバナジウムの明確な食事摂取基準は定められていませんが、アメリカでは成人のバナジウム摂取上限量は1日あたり1800μg(マイクログラム)と設定されています。2007年時点の研究で日本人の平均バナジウム摂取量を算出したところ、1日27μg(マイクログラム)との結果が出ました。※2
また、プレミアムウォーターのお水(採水地:富士吉田)を1日2L飲むと仮定しても、1日あたりのバナジウム摂取量は182μg(マイクログラム)※のため、バナジウムが含まれたお水を日常的に飲用しても健康上問題ありません。
※1Lあたりバナジウム91μg含有
ただし、高濃度バナジウムのサプリメントを摂取する場合は、医師や栄養士の指導に従うことをおすすめします。
バナジウムを継続的に摂取するには?
前段でバナジウムが含まれている食品を紹介しましたが、日常的に特定の食材を摂取し続けることは、ハードルが高いと思います。しかし、お水であれば生命活動を続けるうえで必ず摂取するものなので、水分補給と同時にバナジウムを摂取するのはとても効率的です。
毎年、厚生労働省では「健康のため水を飲もう」推進活動が進められています。
人間が生命活動を維持するうえで、飲み水から1日あたり約1.2Lを摂取する必要がありますが、多くの日本人は1日の必要水分量を摂取できていません。十分な水分量を摂取していないということは、脱水症になってしまう可能性を秘めており、体内水分量が減少すると身体のコンディションに影響を及ぼします。※3
その危険な脱水症を予防するには、通常生活で摂取する水分量+コップ2杯分のお水で1日必要量を達成できるとされています。この重要な水分補給と合わせてバナジウムを摂取することで、より健康への意識づけへとつなげられるのでおすすめです。
バナジウム摂取におすすめは宅配水ウォーターサーバー
プレミアムウォーターでは富士吉田・富士の2か所の採水地にバナジウムが含まれています。
ほかの6か所の採水地(北アルプス・岐阜北方・吉野・朝来・金城・南阿蘇)には、バナジウムは含まれていませんが、シリカ等の他のミネラルを含有しています。
プレミアムウォーターでは、採水地を選定するうえで鮮度やミネラルバランス等の6つの基準を重要視しています。厳選した採水地は、「採水地自動指定方式」を採用し、お客様には安心安全でおいしいお水を安定供給できるように配送しています。
- ※各水源での生産状況、物流事情その他諸般の事情により、水源を変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
継続的にお水を飲むことを意識しよう
バナジウムという成分についてや、1日あたりの摂取量の上限等を紹介しました。
今後、ますます研究がすすめられるバナジウムですが、ほかのミネラル同様バランスを考えて摂取することが大切です。効率よくバナジウムを摂取する際は、ご自身のライフスタイルに合う形で今回の内容を参考にしてください。
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参考文献
- ※1 バナジウム資源とその生成環境(中村健/2014)
- ※2 食品および飲料水中のバナジウム含量と日本人のバナジウム摂取量(予報)(吉田宗弘・生田剛/2007)
- ※3 「健康のため水を飲もう」推進運動(厚生労働省)
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