シリカとは?成分や安全性、健康効果を解説!
プレミアムウォーターの天然水は、ミネラルバランスや非加熱処理、弱アルカリ性等の厳しい6つの選定基準のもと、現在8か所の採水地を選定しています。
プレミアムウォーターの天然水に含まれている成分は、採水地によって様々な特徴があります。その中でも今回は「シリカ」について、成分や安全性を解説します。
シリカについて知りたいときに、ぜひ参考にしてください。
目次
シリカ(silica)とはどんなもの?
シリカが気になりつつも「そもそもシリカとはどういうもの?」「毎日口にして問題ないの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
まずはシリカとはどんな物質なのか、どんなものに使われているのかを知っておきましょう。
シリカについて
シリカと名前がつくものの中で、普段からよく目にするものといえば乾燥剤の「シリカゲル」でしょう。シリカゲルは乾燥剤のほか、炭酸ガスの吸着除去剤、天然ゴムや合成ゴムの明色補強配合剤、食品添加物として使われています。※1
シリカには大きく分けて「非晶質シリカ」と「結晶質シリカ」があります。
シリカゲルは「非晶質シリカ」に含まれます。分かりやすい違いをあげると、原子や分子が規則正しく並んでいるかどうかです。並びが不規則なものが非晶質シリカ、規則的なものが結晶質シリカです。※2
近年では「シリカ水」が広く販売されるようになり、健康や美容に興味のある方は気になっているのではないでしょうか。シリカ水がどういったものなのかを知るために、次はシリカについて掘り下げます。
シリカの成分
シリカとはそもそも、酸素とケイ素が結合した「二酸化ケイ素」(SiO2)のことです。二酸化ケイ素は決して珍しい物質ではなく、例えば宝石としてよく知られるオパールや水晶は二酸化ケイ素からできています。※3
しかし、健康や美容目的で販売されているお水やサプリメント等では、構成元素としてケイ素が含まれる物質が「シリカ」とされているケースが少なくありません。二酸化ケイ素に限らず、「ケイ素が含まれている」という広い意味で「シリカ」という表現が使われているといえるでしょう。※4
ケイ素とは
サプリメントやお水に溶かしたり食品に振りかけたりするパウダーには、「シリカ」のほかに「ケイ素」と表示されているものがたくさんあります。
ケイ素は地球上に大量に存在する元素で、その量は酸素に次いで2番目に多く、土壌や食物、水道水等に含まれています。私たちは日常生活を送るにあたって、当たり前のようにケイ素を摂取しているといえるでしょう。※4
ケイ素にはお水に溶けるものとお水に溶けないものがあり、私たちが摂取しているのはお水に溶けるケイ素です。このケイ素は腸管から吸収されますが、お水に溶けない方のケイ素は吸収されません。※5
ケイ素の安全性
食べ物や飲み物からケイ素を摂取するとまず腸管から吸収され、その後3時間から9時間ほどで尿の中に排出されます。※5
遺伝毒性(遺伝子や染色体を変化させ悪影響を及ぼす性質)がない安全な食品成分であり、食品衛生法においても「人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるもの」と定められています。※6
ケイ素(シリカ)は体内に必要な栄養素
ケイ素(シリカ)はそもそも、人間の骨や皮膚等を構成している元素のひとつです。人間にとって必要不可欠な栄養素で、ケイ素(シリカ)が不足すると、身体に影響をもたらすとされています。※5
シリカに健康・美容効果ってあるの?
シリカが含まれているお水やサプリメントには、「健康や美容に効果がある」とうたう商品が少なくありません。しかし「きちんとした根拠があるの?」と疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。ここでは、シリカと健康・美容との関係性について解説します。
シリカの健康・美容効果に有用な根拠はない
昨今では健康増進や美容といった目的でシリカ水やサプリメントが注目を集めていますが、シリカが健康や美容にプラスになるという明確な根拠はありません。
しかし、ケイ素(シリカ)そのものは人間の身体に必要な成分であり、摂取が必要なことは疑いようがないことです。
景品表示法に係る措置命令が出ている
シリカを含む商品の広告には、景品表示法に係る措置命令が出されたケースもあります。シリカが含まれる商品には、それなりに値の張るものもあります。購入する前に、ご自身でよく考え判断することが大切です。
シリカを摂取するには?
シリカは身体に必要な栄養素だと聞くと、「自分はきちんと摂取できているのだろうか」「摂取量は足りているのだろうか」と心配になる方もいるでしょう。ここではシリカを摂取するうえで知っておきたいことを解説します。
シリカは飲用や食事から摂取する
シリカに含まれるケイ素は生きていくのに必要な元素ではあるものの、体内で作り出すことはできず、外から取り入れなくてはなりません。とはいえ、普段から口にしている食べ物や飲み物に含まれている成分でもあるため、私たちは知らず知らずのうちにシリカを摂取しています。
つまり、シリカを摂取するには、普段どおりお水を飲んだり食事をしたりするだけで問題ありません。そのため、通常の飲用、食事以外に別途シリカ水やケイ素サプリメントに頼る必要はないのです。※4
シリカを含む商品の広告が問題になっていることもふまえれば、大げさな表記に惑わされず、本当に必要かどうかを考えることが大切だといえるでしょう。
シリカ水にこだわらずお水を意識的に飲もう
シリカ水はあくまでもお水であり、健康増進や美容への効果は明らかにされていません。とはいえ、人間が健やかな毎日を送るには、こまめにお水を飲むことが大切です。ここでは、お水の重要性について解説します。
お水は1日に1.2Lを目安に
人間が生きていくうえで必要な水分量は、1日当たり2.5Lです。そのうち0.3L は体内で作られ、1.0Lは食事で補えますが、残りの1.2Lは飲み水でまかなう必要があります。
水分不足解消のために、シリカ水に限らず、朝起きたときと寝る前にそれぞれコップ1杯ずつのお水を飲むことが推奨されています。そして、1日を通してこまめにお水を飲み、トータルで1.2Lを目安に飲むようにしましょう。
おすすめは宅配型ウォーターサーバーのお水
お水の摂取は健康維持のために必要です。毎日こまめに飲むことをぜひ心がけてください。毎日の水分補給に役立つのが、宅配型ウォーターサーバーです。今回紹介したシリカは、北アルプス・岐阜北方・吉野・朝来・金城・南阿蘇の6か所の採水地に含まれています。
シリカが含まれていない2か所の採水地(富士吉田・富士)ではバナジウムが含まれている等、それぞれの採水地のおいしさやミネラルバランス、そして鮮度を大切にしているからこそ、当社では採水地自動指定方式を採用し、お客様には安心安全で、おいしいお水を安定供給できるように配送しています。
※各水源での生産状況、物流事情その他諸般の事情により、水源を変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
手軽においしいお水と一緒にシリカを摂取しよう
繰り返しとはなりますが、シリカ水とは一般的にケイ素を含むお水のことです。
シリカ(ケイ素)は人体を形成するうえ欠かせない成分ですが、体内で生成できないので外部から摂取する必要があります。ただし、普段通りお水を飲んだり食事をしたりすることで、十分な量を摂取できます。
効率よくシリカ(ケイ素)をお水から摂取するためにも「お水を習慣づけて飲むということ」を意識するようにしましょう。
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参考文献
- ※1 非晶質シリカ (シリカゲル、沈降シリカ)(職場のあんぜんサイト)
- ※2 結晶質シリカの物性と毒性の関係について—けい肺の発症予防に向けた取り組み—(労働安全衛生総合研究所)
- ※3 元素ファミリー 宝石をつくる元素たち(日本化学会 化学だいすきクラブ)
- ※4 シリカやケイ素を摂取できるとうたった飲料、健康食品等に関する調査‐ケイ素の摂取は美容や健康に良い?‐(独立行政法人国民生活センター)
- ※5 珪素とは(一般社団法人 日本珪素医科学学会)
- ※6 厚生労働省告示第四百九十八号(厚生労働省)
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