レモン水の効果とは?身体へのメリットや注意点を紹介
さっぱりとした風味が楽しめるフレーバーウォーターといえば、飲食店で提供されることも多い、お水にレモンを加えた「レモン水」。
「健康や美容によさそう」といったイメージがあるレモン水ですが、医薬品のように直接身体に大きな変化を起こす作用はありません。 それをふまえたうえで、レモン水を飲むことで期待できるメリット等を紹介します。
目次
レモン水を飲むことで期待できる効果とは?
さわやかな酸味のあるレモンには、ビタミンCやクエン酸が多く含まれています。
酸味でスッキリさせてくれるビタミンCを豊富に含む飲料は、多くの人々に親しまれており、自動販売機やコンビニエンスストア等、様々な場所で販売されています。
ちなみに清涼飲料水業界では、「レモン1個に含まれるビタミンCは20mgとする」という決まりが、社団法人全国清涼飲料工業会によって定められています。※1
まずは、お水にレモンを入れて作るレモン水を飲むことでどんな効果が期待できるのかをチェックしておきましょう。
①スッキリとした朝を迎えるために
レモンに限らず、りんごやみかん等にも含まれる食物繊維として、ペクチンがあります。ペクチンは、身体にとって糖質やコレステロールの吸収を抑制させる作用があることが報告されています。※2
食物繊維はたちどころに便秘が改善する医薬品のような効果はありません。ただし、日本人にとって食物繊維は不足しがちな成分なので、スッキリしない朝に悩んでいるのであれば、レモン水を飲んでみるのがおすすめです。※3
②お口のエチケット対策に
レモンに含まれるクエン酸が含まれており、このクエン酸は口の中をスッキリさせてくれます。※4
口の中の乾燥が気になるときは、レモン水を積極的に取り入れてみましょう。
③どんな季節でも元気に過ごすために
気温が高い季節には、梅干しやレモン等の酸っぱいものが食べたくなるものです。
食べたくなるのは、身体が求めているということなので、積極的に口にするようにしましょう。レモンに含まれているクエン酸は疲労の軽減を促してくれるので、暑い季節に役立ちます。※5
レモン水を飲むメリット
レモン水には様々な効果が期待できることが分かりましたが、メリットはそれだけではありません。ここでは、レモン水を飲む一般的なメリットを解説します。
①リフレッシュできる
レモンには「リモネン」という成分が含まれています。リモネンはレモンやオレンジ等の柑橘類に含まれる、さわやかな香りの成分です。お水にレモンをプラスすることですっきりとしたフレーバーになるため、「レモン水は飲みやすい」という人もいます。
起床してすぐは、睡眠中に汗をかいた分の水分補給をするために、コップ1杯のお水を飲むことが推奨されています。
ただのお水を飲みにくいと感じるのであれば、レモン水を取り入れてみましょう。また、さわやかな香りがもたらすリラックス効果により、仕事や家事、勉強等の休憩にレモン水を飲むと、気分をリフレッシュできます。
②ビタミンCは身体に大切な成分
ビタミンCは身体を構成するタンパク質であるコラーゲンを作る際に必須のビタミンでもあります。
レモンに多く含まれるビタミンCは、体内で生成することができないので野菜や果物等の食品から摂取する必要があります。
ただし、レモンそのものは薬ではありません。あくまでも毎日の健康のための習慣として続けるようにしましょう。
レモン水を飲むときの注意点
さっぱりとした口当たりとさわやかな香りが楽しめるレモン水は、飲むだけでビタミンCや食物繊維が取れるのも魅力ですが、日常的に口にする際には注意しておきたいこともあります。レモン水を飲むときの注意点を解説します。
歯が溶けやすいので注意
食べると酸っぱいレモンには酸が含まれています。
酸は歯の表面を覆っている硬いエナメル質を溶かしてしまう性質があり、放置すると「冷たいものを食べるとしみる」等といった症状の可能性があります。酸によって歯が溶けてしまうことを「酸蝕症(さんしょくしょう)」といいます。※6
そのため、飲んですぐに歯磨きをしてはいけません。酸っぱいものを口にした直後は、エナメル質がやわらかくなっているからです。さらにレモン水を常時飲むのではなく、1日1〜2杯(200~400mL)にとどめておくようにしましょう。
市販品に注意
市販されているレモン風味の清涼飲料水には、レモンの風味だけでなく甘さがプラスされているものが少なくありません。砂糖が入っている飲み物を習慣的に飲み続けると、糖分の取り過ぎになる恐れがあります。レモン水を飲む場合は、材料や分量を決めて自分で作るのがおすすめです。
家でレモン水を作ろう
レモン水を常備するなら、好みのフレーバーで自作しましょう。自宅で手軽にできるレモン水の作り方を解説します。ここで紹介する分量はあくまでも目安ですので、好みに合わせて調整してみてください。
レモン水の作り方
オーソドックスなレモン水の作り方はいたってシンプルです。
- お水400mLに対し、レモン1個を用意する
- レモンをまな板や調理台に押しつけるようにして転がし、絞りやすくする
- レモンを2つに切る
- 果汁を搾り、お水に加える
レモンが搾りにくい場合は絞り器(スクイーザー)等を使いましょう。
はちみつレモンの作り方
やさしい甘さがうれしい はちみつレモンは、夏は冷やして、冬はホットで楽しめます。
- お水300ccに対しレモン1個、はちみつ大さじ2を用意する
- レモンをまな板や調理台に押しつけるようにして転がし、絞りやすくする
- レモンを2つに切る
- 果汁を搾り、はちみつと一緒にお水に加える
ジンジャーレモンの作り方
しょうがをプラスしたジンジャーレモンは、風邪をひいたときや寒い季節はホットで、暑い日には炭酸水で味わうのがおすすめです。
- お水300ccに対しレモン1個、はちみつ大さじ2、おろししょうが小さじ2を用意する
- レモンをまな板や調理台に押しつけるようにして転がし、絞りやすくする
- レモンを2つに切る
- 果汁を搾り、はちみつとおろししょうがと一緒にお水に加える
ウォーターサーバーがあると便利?
自宅でレモン水を作るには、冷水や温水がすぐに使えるウォーターサーバーがあると便利です。作ってから冷やしたり温めたりする必要がなく、レモン果汁を入れるだけで簡単にフレーバードリンクが作れます。
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参考文献
- ※1 「レモン果実1個当たりのビタミンC量」の表示に関する件(社団法人全国清涼飲料工業会)
- ※2 食物繊維(e-ヘルスネット)
- ※3 食物繊維の必要性と健康(e-ヘルスネット)
- ※4 濃縮果汁還元レモン水による唾液分泌刺激が反復唾液嚥下に及ぼす影響(J-STAGE)
- ※5 楽食だより(厚生労働省)
- ※6 レモン果汁と米飯の摂取が食後血糖値に及ぼす影響(糖化ストレス研究会)
- ※7 [歯が溶ける!?]「酸蝕症」とは?(https://www.dent-kng.or.jp/colum/basic/1852/)(公益社団法人 神奈川県歯科医師会)
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