ウォーターサーバーの空焚きとは？ お水がなくなっても問題ない？

ウォーターサーバーを導入すると、おいしいお水がいつでも飲めるようになって便利です。しかし、様々な場面で使うことになると不安になってくるのが、空焚き問題です。

次のお水が配送される前に、ウォーターサーバーにセットされたボトルのお水がなくなると、空焚きが起きるのでは？という疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。

空焚きは、機械の故障や火事等の原因になってしまうため、利用中の方はもちろん、ウォーターサーバー導入前の方も確認しておきたいところですよね。
今回は、そんなウォーターサーバーの空焚きについて解説していきます。

1.基本的に空焚きは起きない！
1-1.温水を使わないからといってコンセントから電源プラグを抜いても大丈夫？
2.お水のストックがなくなったらどうすればいいの？
2-1.新しいボトルが届くまで、空のボトルはセットしたままで！
2-2.長期間放置しないこと！
3.安心安全にウォーターサーバーを利用しよう

基本的に空焚きは起きない！

まず「空焚き」とはいったいなんでしょうか。

空焚きとは、一般的に鍋等の容器が中身のない状態で加熱されている状態を指します。中身がないため急激に温度が上がり、発火等に繋がる怖い現象です。

ウォーターサーバーの空焚きとは、タンクのお水が空になった状態で加熱されるという状態です。
仕組みがわからないと、そんなことが起こりえるのか不安になってしまいますよね。

結論からいいますと、ウォーターサーバー※はボトルのお水がなくなってしまっても、基本的には空焚きになりません。

※弊社の製品に限ります。

なぜなら、ウォーターサーバーの内部には、温水と冷水のタンクがあります。使用した分のお水がボトルからそれぞれのタンクに供給され、常にタンクの中に一定量の温水と冷水が貯まる仕組みになっています。
ボトルのお水がなくなっても一定量の出水は可能ですが、タンクに貯まっているお水が空になる前に出水が止まるため、一般的なご利用環境下であれば空焚きの心配はありません。

温水を使わないからといってコンセントから電源プラグを抜いても大丈夫？

温水を普段から使わない方は、ウォーターサーバーの電源プラグを抜いたり、温水スイッチをオフにしたりしたくなるかもしれません。

しかし、この行為はNGです。
なぜなら、ウォーターサーバーの内部では、冷水と温水をそれぞれ一定の温度にすることで衛生状態を保っているため、コンセントから電源プラグを抜く行為や温水スイッチを切る行為はおやめください。

電源プラグを抜いたり、温水スイッチをオフにしてしまったりすると、空焚きの心配はなくなるかもしれませんが、今度はお水の衛生管理が難しくなります。せっかくのおいしい天然水の衛生管理のためにも、常に電源を入れておくことが大事です。

お水のストックがなくなったらどうすればいいの？

新しいボトルが届くまで、空のボトルはセットしたままで！

ボトルのお水がなくなったのに次のボトルがお家にないときは、どうしたらいいのでしょうか。
答えは簡単です。次のボトルが届くまでは、そのまま空のボトルをウォーターサーバーにつけたままにしておきましょう。その際も、コンセントに電源プラグを入れた状態と温水スイッチはオンにした状態を維持したままにしておいてください。

空のボトルをつけておくことで、ウォーターサーバーの機械内部にほこり等が侵入することを防ぎます。また、タンクの中でそれぞれ温水・冷水の状態が保たれるため、新しいボトルが届き次第、交換していただければすぐにご利用いただけます。