今さら聞けない素朴な疑問。腸活って何?
腸活とは、腸内環境のバランスを整えることで、脳より先にできたといわれる臓器である腸が本来の機能を発揮できるようにすることです。人間の腸内にはおよそ1,000種類、100兆個ともいわれる細菌が生息しています。
①身体を守る働きをする善玉菌、②腸内を腐敗させたり悪い物質を作り出す悪玉菌、③腸内の状態によって良い働きをしたり、有害な働きをする日和見菌の大きく3つに分けられます。善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割が理想のバランスといわれているのですが、日々のストレスや不規則な生活等によってこのバランスが崩れてしまうと体調や美容面に黄色信号が。
このアンバランスを解消し、腸内環境を整備するのが腸活です。食事を始め、生活習慣の改善、運動を含めた活動を指します。
鈴木啓太さんが思う腸活の大切さ
−鈴木さんが腸活を始めたきっかけを教えてください。
僕が7歳ぐらいの時でしたかね。母親に「腸が一番大事」だといわれて、毎日自分の便を見なさいといわれたんです。ただ腸が大事といわれても子どもの自分は理解できなくて。ただ、便を見なさいという言葉は結構強烈に記憶に残っていて。
そこから毎日便を見てはどんな状態か母親に報告するんですけど、便って健康状態のバロメーターなんですよね。便(べん)って便(たよ)りとも読めますが、その通りで身体からの手紙なんですよね。腸活の本当の第一歩は「便を見ること」ともいえるかもしれません。
僕はアスリートになるために、トレーニングや食事等いろんなことをしていったわけですけど、食が細かったのもあって母親がサプリメントを持ってきたんです。中学生の終わりぐらいの頃にこれを!と渡されたのが腸内細菌の死菌が入ったサプリメントでした。以降ずっと腸活は暮らしのルーティンといいますか、当たり前のことになっていますね。
−鈴木さんが考える本当の腸活とは?キーワードは「多様性」
僕たちが考える腸活というのは、「①菌をとる。②菌を育てる。③菌を守る。」なんですね。
この3つができて腸活といえると思っていて、キーワードは”菌の多様性”だと考えています。現代はいろんな人がいて互いを認め合って社会が成り立っているように、腸内にもいろんな菌がいるからこそ良い状態へと導けるのです。
具体的に何をするかというと、①は発酵食品やサプリメント等からいろんな菌を直接とることです。②は水溶性食物繊維やオリゴ糖等、善玉菌が好む餌をとることです。
ここでもまた多様性が出てくるのですが、菌もそれぞれ好き嫌いがあるので、なるべくいろんな種類の水溶性食物繊維をとることが大切です。③はそもそも悪い菌を入れないようにすることや、菌たちが働きやすい環境を作ることです。起きたらまずは歯のブラッシングをして悪い菌を体内に入れないように。また、菌が活性化するように身体を温めるのもいいですね。
−子どもにも腸活は必要ですか?
腸内環境のベースラインは幼児期の間にある程度決まってくるといわれています。多様性という観点からも、子どもの時にいろんな菌をとるのがいいとされています。我が家の子どもたちは小さな頃から意識して腸活していますよ!ただ、子どもの頃できなかったからダメだとかそんなこともなくて、いつからでも継続することが一番大切です。
健やかな身体を維持するためには全世代の人たちが歯を磨くとか、手を洗うのと同じように当たり前にやるべき大切なことだと思っています。
−鈴木家の腸活ルーティンを教えてください。
え!?と驚かれることもあるんですが、起きたらまずは歯を磨きます。というのも、身体に入れたくない悪い菌の一つが歯周病菌で、寝ている間に最も増殖するんです。朝起きたら水を飲む、うがいをする、朝食をとる、のいずれかからスタートする人が多いと思うんですけど、これ全部ダメです。歯周病菌は掻き出さないといけないので、ブラッシングが効果的。
本当、みなさん朝起きたらまずブラッシング!という習慣をつけて欲しいですね。僕はさらに歯磨きをしたら水分補給をしています。あとは運動をして身体を温めたりですかね。そのほかには①の「菌をとる」という部分で日々の食事だけでは網羅できないので、朝は水溶性食物繊維の豊富なサプリメントを摂り、さらに夜は約30種類分の菌を凝縮させたサプリメントを飲んでいます。
身体の大切さを知っているからこそ一念発起して起業!8種の食物繊維 5種のオリゴ糖を配合したサプリメントを開発
−起業をしようと思ったきっかけを教えてください。
小さな頃から腸内環境に興味を持っていたものの、実際にどういう腸内環境が理想なのかは分からなかったんですよね。それを研究しようというところからスタートし、起業をしました。最初に「アスリートの腸内環境は優秀だろう」という仮説を立てたうえで、たくさんのアスリートから便を集めてデータをとりました。
すると、一般の人よりも良い腸内環境だというデータが出たんです。何がどう良いのかというと、菌の多様性が高く、なおかつ、今注目されていて腸に良いとされている酪酸菌という菌が2倍以上検出されたのです。
アスリートの腸内環境は理想的なのだなというところに行きつきました。また、アスリートと一般の人が抱える課題は違うのか?というと一緒なんですよね。それは早く疲労回復したいとか、調子よくありたい、要はコンディションを整えたいんですよね、日々のパフォーマンスを発揮するために。そこで理想の腸内環境はこういう状態なんですよ!ということをお伝えしたい!というのが最初でした。なので、4年間はひたすら研究を続けてデータを収集。そのデータをもとに試行錯誤してサプリメントを開発してきました。
−アスリートのような腸内環境にするには何が必要ですか?
僕自身、アスリート時代から色々な菌を食事やサプリメント等から摂取してきましたが、正直それが正しいのかは分からなかったんですよね。でも私が研究したデータをもとに理想とする腸内環境に必要な菌がわかってきました。
本来であれば、日々の食事から菌や栄養を摂取したいですが、現代人にとってそれは難しいこと。手軽に菌を摂取できることも大事ですし、理想の腸内環境にするためにも腸活を継続することは大切だと思います。毎日の歯磨き等と同じように、腸活が習慣になることを願って止みません。
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−腸活を始めようと思う読者に一言
日本人は圧倒的な食物繊維不足です。お話ししてきた腸活の②「菌を育てる」ためにも菌の餌となる食物繊維は摂取したいところ。手軽に多種類の食物繊維やオリゴ糖を摂取できるサプリメントを取り入れることで、コンディションを保ち健康に近づきます。
ぜひ皆さんも始めてみてください。
プレミアムウォーター歴10年以上!当たり前のものだからこそ安心して飲めるものを
−10年以上プレミアムウォーターを利用し続けているそうですが、どういったところに魅力を感じていますか?
まず、人間にとって水ってなくてはならないものだけど、特別なものというよりは、当たり前に日々、口にしているものじゃないですか。もちろん味わいも大切ですし、プレミアムウォーターはまろやかで、とてもおいしく飲みやすいです。特に僕は安心して飲めるというところに魅力を感じています。
自社の水源を持たれているというのを知って安心感や信頼度は高いですね。最初は子どものミルクを作るのにウォーターサーバーがあると便利だよねってところから使い始めましたが、もうかれこれ10年以上プレミアムウォーターの天然水しか飲んでいません。
10年以上使っていると生活の一部にもなっているので、日々の飲用水として愛飲したり、身体を温めたいときには、白湯にして飲んだりと様々なシーンで利用してます。自家製味噌も作っているので、プレミアムウォーターのお湯でささっと溶かして味噌汁を作ったりもします。
−プレミアムウォーターを今後も利用し続けたいと思いますか?
もちろんです!我が家ではamadanaグランデサーバーを使っているのですが、おしゃれなデザインがインテリアともマッチしていて、家族からも好評で気に入っています。
なおかつ安心安全でおいしい天然水を届けてくれる信頼感が大きいですね。ぜひこれからもプレミアムウォーターを利用し続けたいと思っています!
また余談ですが、今回お話させていただく中で、新機種のAURA Water Serverも魅力的だなと思いました。すごくおしゃれなデザインはもちろんのこと、僕が一番気に入ったポイントは、ボタンを押すだけで白湯が出てくるという今までにない機能です!白湯を飲んで腸を温めることは腸活に繋がりますが、白湯を作る時間が無く、習慣化できないという声も多く聞くので、そういった方にとって凄く便利だなと感じました。
ぜひみなさんも毎日の健康サポートにプレミアムウォーターを取り入れてみてはいかがでしょうか。
プロフィール
鈴木啓太さん
2000年に浦和レッズに加入し、2015年シーズンの引退まで浦和レッズにとって欠かせない選手として活躍。2006年にはオシム監督の下、日本代表に選出され唯一全試合に出場。
現在はアスリートの腸内細菌を研究するAuB株式会社を設立し、さまざまな方に向けて良好なコンディションの維持や、パフォーマンスの向上を目的とするビジネスを展開している。