簡単ひと手間でおいしい!お米の炊き方とは

日本人にとってお米は主食中の主食。
パンやパスタを食べる方が増えても、いまだ日本人の食卓の大部分を担っています。そんなお米はおかずとの相性もバツグン!
お米がおいしいと、頑張って作ったおかずも何倍にもおいしく感じますよね。
では、おいしくお米を炊くためには、どのような工夫をすればよいのでしょうか。
そこで今回は、お米に合うお水やお水の量、おいしくするためのポイント等をまとめて紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
お米の選び方

品種による違い
そもそも、お米の品種が現在どれくらいの種類があるか、ご存じでしょうか。
公益社団法人米殻安定供給確保支援機構で発表されているお米の品種数は2023年時点で約1,000種類あります。これは、もち米や日本酒を造る際の品種を含んでいるので、このうち320種類が主食としてご家庭の食卓に並ぶ品種です。※1
ワインと同様にお米も品種ごとに様々な特徴があるので、お好みの品種を見つけて購入するのがおすすめです。
もちもちとした食感が特徴のミルキークイーンやだて正夢、しっかりとした歯ごたえが感じられるササニシキ、あきたこまち、どんなおかずにも合うさっぱりとしたななつぼしやヒノヒカリ等、それぞれの特徴があるので食べ比べてみてください。
お米の保管について

お米を買ったらどのように保管しているでしょうか。 実は袋を開け、空気に触れると、お米も徐々に酸化していきます。そのため、保管をする際は空気に触れないようにするのが大切です。
保管方法・場所

お米のおすすめ保管場所と方法
冷蔵保管…野菜室で保管
常温保管…乾燥赤唐辛子を入れて保管
気密性の高いペットボトルやジップ付き袋に入れて保管するのがおすすめです。ペットボトルを使う場合は、しっかりと洗い、乾かしてから使用しましょう。
また、保管場所もとても大切です。昔はシンク下に米びつを置いているご家庭がほとんどだったと思いますが、暗所ではあるものの湿気が多い場所なので、お米にとって良い環境とは言えません。
現在では、お米の保管には湿度も温度も一定である冷蔵庫の野菜室が良いとされています。どうしても常温保存する場合は、乾燥した赤唐辛子を一緒に入れると防虫効果がありますので、工夫しましょう。※2
おいしいお米を炊く前までの4つの事前情報!
お米の炊き方を紹介する前に、事前に知っておいた方が良い情報をこの段落ではまとめました。
1点目:お水の種類の違いによる影響

炊飯に使う際のお水は、軟水のお水がおすすめです。 軟水のお水は、バランスよくミネラルを含んでいるので、浸水させるとふっくらとさせることができます。一方で硬水のお水は、豊富なミネラルの成分によってお米がぼそぼそしてしまう原因となるので使わないようにしましょう。
お米に合わせて同じ産地のお水を使うというのもおすすめです。
2点目:洗米の方法と重要性
お米を洗うことで、余分なでんぷんを取り除きます。
これにより、炊き上がりがふっくらとおいしくなります。ただ、最近のお米は精米技術が発達しているので、強い力でとぐとお米が割れてしまう危険性があります。強い力を加えずに「お米をとぐ」というよりも「お米を洗う」を意識しましょう。また、お水が透明になるまでお米をといでしまうとせっかくのお米のうまみが流れてしまうので、軽く2~3回程度にしましょう。
3点目:適切なお水の量の目安

お米1合に対して何㏄のお水が一番おいしく炊き上がるのかは精米の種類によって異なります。ここでは普通精米・無洗米の2種類をピックアップして紹介します。※3
普通精米…
洗ったお米に対して、お水はお米の容積の1.2倍量を注ぐようにしてください。炊飯器の内釜の水位線に合わせて注ぐ場合は、必ず平らなところで、視線を下げて正しい水位線までお水を入れられているのを確認してください。
無洗米…
無洗米は普通精米と比べると、周りのぬかがきれいに取り除かれているので、普通精米用の計量カップに計量をおこなう時点で多くお米を取ってしまいます。そのため、炊く前のお水は普通精米のメモリ+1合に対し15mlのお水を追加するとちょうど良いかたさの炊きあがりになります。
このお水の量をベースに、それぞれのご家庭の好みのかたさによって微調整をおこなうのがおすすめです。
もちろん浸水させるお水は、水道水ではなく天然水を使用しましょう。
4点目:お米の浸水時間
浸水させるためのお水の量も大切ですが、おいしくお米を炊き上げるためにはそれと同じくらい浸水時間を取るのが大切です。じっくりとお米にお水を吸わせることで芯までふっくらとさせることができるので、最低30分は浸水させましょう。
理想としては、ゆっくりと1時間かけて浸水させるのが良いですが、夏場のお米は古いので浸水が早く30分で十分です。
新米の場合は、反対にお米の表面がつやつやとしていて浸水しにくいため、浸水時間をしっかりと取ってあげるのが新米をよりおいしくためのコツです。
おいしいお米の炊き方手順!

今までは炊く前までの事前に知っておいてほしいポイント4つを紹介しましたが、この段落では、洗い始めから炊きあがりまでの一連の方法を説明します。
お米の炊き方
(1)お米は最初のお水を1番吸収するため、とても重要です。天然水をボウルに入れたところにお米を入れましょう。
(2)お米の汚れやぬかを落とすため、2~3回かき混ぜたらすぐにお水を流しましょう。
(3)1度でお米が十分な水分を吸うので、 2 度目以降は水道水でも大丈夫です。優しくかき混ぜるのを2回程度繰り返しましょう。
※ (2)~(3)は手早く洗うのがポイントです。
(4) さっとお水をきったら、炊飯器の内釜にお米を入れ 、天然水を計量カップ等でしっかりと量り、静かに注ぎます。
炊飯器でお米を炊く場合
しっかり浸水させてから炊飯ボタンを押しましょう 。あとは時間になるまでじっくり待ちましょう。
蒸らし機能がついている炊飯器であれば待つだけですが、蒸らし機能がない炊飯器の場合は、炊きあがってもふたを開けずにスイッチを切って15分ほどそのまま放置しましょう。 すると、お釜の中の湯気でお米を蒸らすことができるのでおすすめです。このひと手間が炊きあがりのツヤやおいしさのポイントです。
土鍋でお米を炊く場合
ボウルで浸水させたお米とお水を土鍋に移して、火にかけます。最初から沸騰を目指し強火で加熱するのがポイントです。
沸騰するとシュンシュンとふたの穴から蒸気が出てくるので、沸騰したら一度火を弱め、いったんふたを開けて底からかき混ぜて均一にし、ふたを閉めましょう。
そのまま10分弱火で炊き、ご飯の良い香りがしはじめたら火を止めます。
火を止めてから10分蒸らしましょう。この際、ふたは絶対に開けず、じっくり待ちましょう。すると、ふっくらつやつやなご飯ができます。
これらの要点を守ることで、おいしいご飯を炊くことができます。お米の種類によって少しずつ異なるので、お米屋さん等でお米を買う場合は聞いてみてください。
おいしく炊きあがったあとの余ったご飯は?

せっかく丁寧においしく炊きあげたご飯をただ放置してしまうのはもったいないです。
ご飯が余ってしまった場合についても紹介します。これで次の日のお弁当等のご飯もおいしく食べられます。
炊き上がりの保温方法
保温機能のある炊飯器では、保温が可能です。保温状態のお釜は高温を維持しています。そのため、そのままにしているとご飯が焼けてかたくなってしまう可能性があります。なるべくお米をお釜の壁に触れないように中央に寄せてあげることで、お米がかたくなることを防ぎおいしさを保てます。
残ったご飯は即冷凍!
保温させない場合は、冷めてしまうとご飯がどんどんかたくなってしまうので、熱いうちに1食分ずつラップで包みましょう。その上からアルミホイルで包むとご飯の味を落とさずに保存できます。熱いままでもアルミホイルで遮熱できるので、そのまま冷蔵庫に入れても大丈夫です。※3
おいしいご飯ライフを過ごしましょう!

今回は、ご飯をよりおいしく炊くための炊き方やポイントを紹介しました。
ちょっとしたひと手間だけでもおいしく炊くことができるので参考にしてみてください。
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参考文献
- ※1 お米の品種の数はどのくらいあるのですか?(公益社団法人米殻安定供給確保支援機構)
- ※2 世界でいちばんおいしいお米とごはんの本(澁谷梨絵)
- ※3 お米のプロが教えるお米の炊き方(パールライス株式会社)
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