防災と聞くと、「完璧に備えなきゃ…」や「なんだか難しそう…」と身構えていませんか?
今回は、防災士の佐藤里香さんに「頑張らない防災」のコツや、ウォーターサーバーを活用した「フェーズフリー」な暮らしについてお話を伺いました。
■防災は「100点」を目指そうとしないことがコツ
―多くの方が抱える「防災へのハードル」ってなんでしょうか?
ズバリ、「完璧に備えなきゃ」というプレッシャーや、「難しそう、面倒くさい、ダサい」といったネガティブなイメージがハードルとなっていることが多いです。
私自身も心配性がきっかけで防災士の資格を取得したので気持ちが分かります。でも、備え方に正解はないし、100点満点を目指そうとしないことが大事です。どこまで備えれば100点なのか、その人その人で正解やゴールが違うので、まずはご自身のできる範囲からで問題ないです。
―100点じゃなくていいと言われると一気に気が楽になります!では、まずどこから手を付ければいいでしょうか?
命に直結する「お水」と、我慢できない「トイレ」の2つです。身体に入れる飲むの備蓄はもちろんですが、それと同じくらい、排泄のための非常用トイレ(凝固剤と袋がセットになったもの)をしっかり備えておくことが何より重要です。一方で、手洗いや片付け等に使う生活用水については、日頃からお風呂にお水を溜めておく等の工夫で補うことができます。
このように、必要なものを用途に分けて整理する知恵があれば、「あれもこれも完璧にやらなきゃ」と思わずに済むので、心理的なハードルもグッと下がります。
■ウォーターサーバーは「フェーズフリー家電」
―近年注目されている「フェーズフリー」という観点から、宅配水ウォーターサーバーがある暮らしをどう思われますか?
まず、「フェーズフリー」とは、日常時と非常時の境目をなくすという考え方です。
普段使っているものを災害時にも役立つようにデザインしようという考え方がフェーズフリーですが、ウォーターサーバーはまさに「フェーズフリー家電」だと思います。
「備蓄しなきゃ」と意識しなくても、日常の便利さがそのまま安心に繋がっている仕組みが合理的ですよね。
私自身、普段からお水の備蓄はしていますが、マンションに住んでいるので、災害時の運搬についても意識しています。もし停電でエレベーターが止まってしまったら、重たいお水を階段で運ぶのはとても大変ですし、台風や大雨の中で不足分を買い足しに行くのも危険ですよね。
また、家族分の備蓄をすべてペットボトルで賄おうとすると、かなりの量になり、購入や保管、運搬の負担も小さくありません。さらに、日常生活においても、重たいお水を自宅まで運ぶ負担は決して小さくありません。
つまり、「重たいお水が定期的に自宅まで届く」ということ自体が、すでに防災リスクヘッジになっているのです。
―デリケートな家族(赤ちゃんや高齢者、ペット)がいるご家庭にもお水は重要ですか?
災害時は最大のストレス環境なので、「普段通りの安全な環境」を維持することが何より大切です。
避難所で配られるお水が家族の体質に合うとは限りませんし、硬水だとお腹のトラブルを起こすリスクもあります。
普段から飲み慣れている天然水(軟水)が自宅にあるのは、お腹の調子を守るために非常に重要です。お腹の調子を守ることは、結果的に貴重な災害用(非常用)トイレの消費を節約することにも繋がります。プレミアムウォーターであれば、万が一の停電時でも安心してお水が使えるのは良いですね。
- ※レバー式の機種では出水可能、電磁弁式の機種では非常用コックが付属しています。
ただ、12Lのお水ボトルは重量があるため、コックをつけただけではお水を注ぐたびに毎回持ち上げなければならず、誤って落としたりこぼしてしまったりするリスクもあります。
そこで活躍するのが、ご契約者様限定のECサイトプレミアムモールで販売されている専用スタンド付きの「非常用キット」です。これがあれば、重いボトルを都度持ち上げる必要がなくなり、据え置きのまま常温でお水を注ぐことができます。
せっかくの備蓄水を非常時でも無駄なく安全に使いこなせるという意味で、非常時の備えで「高得点」を取るなら、非常用キットは必須アイテムです!
お水ボトルを非常用キットに装着するだけですぐにご利用いただけます。電源を必要としないので、災害や停電等、お水利用が困難な“もしも”の時に大活躍します。
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―家族構成によって必要なお水の量は異なりますが、ウォーターサーバーのボトル本数に換算すると、具体的にどれぐらいの量があれば安心が確保できていると言えるでしょうか?
基本の計算式では最低でも【1人1日3L × 最低7日分(1週間)】です。これを皆さんのご家庭の人数で計算してみてください。
よく防災の本等で【まずは3日分】と言われていたのは、災害発生後72時間(3日間)が、人命救助において特に重要な期間とされているからです。この間は自衛隊や消防等が救助活動に集中するため、支援物資が届くまでに時間がかかる可能性があります。そのため、まずは3日間を自力で過ごせる備蓄が必要だと考えられてきました。
しかし、近年の大規模災害の教訓から、現在は最低でも【7日分】の備蓄が推奨されるようになっています。ライフラインの復旧や物流の再開には想定以上に時間がかかることもあるため、家庭の状況に応じて、できるだけ余裕を持った備えをしておくことが大切です。
例えば4人家族なら、【1日あたり3L×4人×7日=84L】必要になります。プレミアムウォーターの12Lボトルに換算すると「7本分」があれば、4人家族が安心できる1週間分の量を確保できていることになります。赤ちゃんや子どもの場合は1日あたり3Lも必要ないかもしれませんが、不足するよりは「1人分」として多めに見積もっておくのが安心です。

- ※プレミアムウォーターの天然水は1セット(12L×2本)単位で配送いたします。
―重いボトルの賢い収納テクニックはありますか?
お水が届いたら、キャスター付きの平置き台に置いてもらうのがおすすめです。家の中での移動が劇的にラクになります。
お水ボトルは段ボールのまま保管するのが基本ですが、インテリアが気になるなら頑丈な収納ボックス等の目隠しに入れて、カバーをかけて「座れる椅子」にしちゃうのも手です。
重いお水のストックや家電、観葉植物や押し入れの収納等、重くて動かしづらいものを載せておけば、スムーズに動かすことができるようになります。(耐荷重/50kg)。
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玄関先に置いておけばブーツを履くときに腰掛けられます。ボックス内に災害に備えて防災用品をしまっておくのもおすすめ。
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人気インテリア雑貨ブランド「タワー」モデルのおしゃれなデザインです。キッチンや寝室等での日常使いから、非常時やアウトドアでのご利用まで、常温水を様々なシーンで活用できます。
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■家族を守るための「今からできる一歩」
―備蓄品のストック確認や入れ替えは、どれくらいのペースでおこなうのがいいでしょうか?
防災に関して覚えやすい「3月」と「9月」の半年ごとのタイミングがおすすめです。季節の変わり目の時期なので、衣替えとともに予定を入れておくと忘れずにチェックしやすいですよ。
実は、各季節の変わり目「3月・6月・9月・12月」は『防災用品点検の日』が制定されています。なので、まずは年2回からスタートしてみて、「あ、これならルーティン化できそうだな」と思ったら、年4回にステップアップしていく、という形が一番無理なく続けられておすすめです!
―最後に、この記事を読んだお客様が今日からできる「一番簡単なこと」を教えてください。
今日、スーパーに行ったときに、好きな食品や日用品を、いつもより「1つ多く買う(+1)」。一気に大量買いするとただの買い占めになっちゃうので、こまめに+1個ずつ買うのがコツです。どうせ後で使うものだから無駄になりません。
まずは完璧を目指さず、おうちのお水の計算と、日常のお買い物の「+1」から、ラフに始めてみてください。

佐藤里香さんプロフィール
magocoro base(まごころベース)代表。
「防災をカジュアルに。」をコンセプトとし、事業を展開。
防災士/災害備蓄管理士
防災備蓄収納2級プランナー
備蓄防災食調理アドバイザー。
magocoro base公式Webサイトはこちら
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