富士山の地層は、バナジウムが含まれる玄武岩層という硬い岩盤で形成されています。

富士山に降った雪や雨は、富士吉田でくみ上げられる天然水になるまでに、70年以上^※もの年月を経ており、その間にこの玄武岩層にじっくりろ過され、ミネラルが溶け込み、おいしい天然水となります。

富士山の麓には、降り積もる雪が長い年月をかけてろ過されて生まれた湧水があります。

富士吉田には、その湧水を使ったみずみずしい「水羊羹」や、日本一硬い麺といわれる郷土料理「吉田のうどん」等があり、今もこの地域の名物として愛され続けています。

「天然水とその価値を、より多くのお客様へ届けたい。」
私たちプレミアムウォーターは、その想いを実現させるため、美しく貴重な日本の富士山の水をお届けできる富士吉田の地を最初の採水地に選びました。

私たちは、より良いありのままで高品質な天然水をお届けするために、厳しい水源選定条件を独自に定めていますが、富士吉田の天然水はその全項目をクリアしています。成分もとても良質で、希少ミネラルであるバナジウムを含有し、pH8.3※（1,000mlあたり）で弱アルカリ性でした。

プレミアムウォーターの富士吉田の採水場所は、標高920メートルと高く、さらに地表水位は80メートルとかなり地表から深いところに水脈があるため、地表の環境変化に影響を受けにくく、極めて汚染が少ないと言えるので安心してお客様にお届けできることがわかりました。

こうして品質の良い天然水を提供できることになったものの、スタート当時は当然、資金もお客様もいない状態でした。それでも、天然水の魅力や価値を伝え続け、徐々にお客様へ天然水をお届けできるようになっていきました。

さらに、第2工場建設を進める中でも、近隣の方々のご理解をなかなか得ることができないという課題が浮上しましたが、粘り強く皆様のご意見を聞かせていただき、工場の設計を変える等の工夫することで納得していただくことができました。

こうした経験もあり、我々も地域のことを知り、貢献していくことを自発的におこなうようになり、寄付や清掃活動、自治会、消防団等、地域への貢献やコミュニティに積極的に参加していきました。また、日本三奇祭に数えられる大祭、吉田の火祭りにも企業として参加を続けています。

ほとんどが現地採用となった約100名のスタッフと共に、原点となる想いとこの地域を大切にしながら、これからも富士吉田から生まれる天然水を皆様にお届けしていきます。