富士市は、日本三大急流の一つである富士川や潤井川のほか、沼川・砂沢川・凡夫川・伝法沢川・千束川・赤渕川・須津川といった河川を有しています。

富士山の南側の裾野に広がる愛鷹山塊には、いくつもの山々があり、中でも富士市に位置する越前岳（裾野市も含む）は、「富士山がある風景100選」に指定されているほど素晴らしく、富士山が大きく迫る絶好の展望台として知られています。

日本では多くの方が「富士山のお水はおいしい」と認識されているのではないでしょうか。直感的に飲んでみておいしい、というのは当然の理由の一つではありますが、その秘密は富士山という場所にあります。

富士山は約10万年という長い年月ををかけて形成された、他の採水地にはない玄武岩の地盤がある、特有の地層を持っています。その地層を持った富士山に、雨や雪が降り注ぎ、数百年の年月をかけながらゆっくりと浸透・ろ過されながら、地下に天然水としてつくられていく。そんな特別な場所で生まれる天然水だからこそ、おいしい天然水が磨かれるのです。

また、富士山の天然水には、バナジウムという成分が含まれています。バナジウムは自然の中では堆積岩層、 花崗岩（かこうがん） 海洋、湖、沼、河川など様々な場所に存在しているものの、その成分を含む天然水を採水できる場所はごく一部しかなく、とても貴重なのです。

富士で採水されるプレミアムウォーターの天然水も、バナジウムを含有し、pH8.2※（1,000mlあたり）で弱アルカリ性であり、総合的に見ても、非常にバランスが良い天然水となっております。

静岡のお茶はとても有名ですが、富士市でもおいしいお水を使ったおいしいお茶が生まれています。温暖な気候、地形、土壌は茶栽培に適しており、その恵まれた環境で育まれたお茶は味・香りともに良質。

大淵笹場は「富士山の茶の間」と呼ばれ、雄大な富士山と段々畑が織りなす静岡の景勝地と知られており、富士の天然水は、富士山や茶畑と共に、美しく映える絶景を生み出しています。

富士はプレミアムウォーターの6番目の採水地として、また、富士吉田に次いで富士山の天然水をお届けするための2つ目の採水地として誕生しました。

これまでは山梨県富士吉田からのみ天然水をお届けしておりましたが、静岡県富士市にもう一つの採水地を設けたことにより、富士吉田からは東側、富士からは西側のお客様へお届けするシステムが構築できました。出荷量が安定したことで、より多くのお客様へ富士山の天然水をお届けできるようになりました。

これからも富士吉田と共に、この富士山という美しく貴重な場所で生まれる天然水の価値をお届けして参ります。