私たちの手から、あなたへ
「生」天然水を届ける
私たちプレミアムウォーターは、天然水ウォーターサーバーの宅配水サービスを通じて、お客様に安心・安全でおいしいお水をお届けする会社です。
今回は、岐阜北方工場で「生」天然水がどのように生産されているのか、また、その高い品質を実現するための工夫や設備を、工場内部の様子とともにご紹介します。
勝又工場長のお話を聞きながら、天然水ならではの魅力と、その品質を守り抜く人々の想いをお伝えします。
「生」天然水について
私たちが生産する「生」天然水は、自然本来のおいしさが最大の魅力です。
地上の環境、土壌汚染等の影響をほとんど受けない、何層もの地層に守られた地下約200mの深い井戸から採水しています。
プレミアムウォーターの工場で採水されるお水は、その原水が驚くほどきれいであるからこそ、非加熱処理でのボトリングが可能です。
加熱処理をしないことで、お水本来のミネラルバランスや口当たりの良さ、そして何よりも「生のおいしさ」を損なうことなく、そのままお客様のもとへお届けできるのです。
私たち岐阜北方工場のスタッフは「おいしいお水を高品質かつ衛生的にお届けするには、工場自体も常に完璧にクリーンでなければ」という強い信念があります。
朝礼を全員で終えた後すぐに生産準備に入りますが、管理部門のスタッフは約30分間の清掃をおこないます。さらに、各清掃箇所には清掃担当者の顔写真を貼っているので、責任感が生まれます。私も担当箇所をしっかりと清掃しています(笑)。
また、業務の安全性や知識を高めて共有する機会も大切にしています。 日々の業務や安全標語等の基準でスタッフの頑張りを評価してMVPを選出したり、ウォーターサーバーやお水の生産に関するテストを実施して好成績だったスタッフを表彰したりすることで、会社や製品への理解を深めています。
このような全員での清掃や勉強会、表彰制度等を通じてスタッフ間の豊かなコミュニティを育むことで、全員が一丸となって「おいしいお水を皆さまに届けたい」という気持ちで働くことができています。
品質を保つための取組みについて
はい、あります。
これまでお水ボトルの生産は、別の工場でおこなっていましたが、岐阜北方工場ではお水ボトルの生産から天然水の充填までを同一工場内で生産できる体制を構築しました。これにより、お水ボトルの輸送中に外部から異物が混入するリスクを防ぎ、衛生面をさらに向上させています。
安定供給の要である大型自動倉庫のサイズも一番大きいものになります。現在、約25万本の製品在庫を持っており、もしものことが起きて生産が一時停止しても、この在庫を使ってお客様へ安定して天然水をお届けできるようになっています。
工場には、日本に数台しかないトラックローダーがあります。これはトラックへ製品を積み込むための大きな機械です。従来のフォークリフトでは1度に64本の製品しか積み込めませんが、トラックローダーを使えば1度に1,024本もの製品を積み込むことができます。これにより、作業時間を75%も削減できました。
さらに、ドライバーの「荷待ち時間」や、積み下ろし等の「付帯作業」も大幅に短縮され、昨今問題となっている「ドライバーの長時間労働」の改善にもなっています。
この効率的な積み込みのおかげで、より迅速に、そして安定してお客様のもとへ「生」天然水をお届けできています。
また、製品を載せるパレットは、自動で毎回洗浄される仕組みで、常にクリーンな状態を保ちます。これも他の工場にはない仕組みです。
新鮮な「生」天然水を安定的にお届けしたいという想いから、このような新しい技術や仕組みが生まれています。
国際規格である「FSSC 22000」「ISO 14001」「ISO 45001」を取得しました。
それぞれの規格は「食品の安全を徹底するため」「企業活動による環境への影響を管理し改善するため」「職場で働く人々の安全と健康を守るため」にある世界共通のルールです。国際的なお墨付きを得ることで、より多くのお客様に安心してご利用いただけるようになると考えています。
これらの取組みは、単に資格を取るだけでなく、「当たり前のことを当たり前以上に」徹底するための私たちのこだわりでもあります。
私たちは、「生」天然水をお客様にお届けするために、官能検査をクリアしお水本来の味を熟知したプロが、日々の定期検査をおこなっています。また、非加熱処理の要であるフィルターにも徹底的にこだわり、通水90回ごとの定期的な交換はもちろん、お客様に「生」のおいしさをお届けするための努力を惜しみません。
「お水の味は慣れてしまうものですが、毎日身体に取り入れるものだからこそ、本当に良いお水を選んでほしい」と私たちは考えています。
お水のおいしさを維持し、お客様に安心して飲んでいただくためには、クリーンな環境が何よりも不可欠です。そこで、私たちは工場の自動化を積極的に進めています。
自動化の理由としては、人が介入するとどうしても菌を持ち込んでしまうリスクがあるためです。工場内、特にモニタールームから先の製造エリアには人が立ち入らないよう徹底しています。しかし、その監視や管理はカメラを通してしっかりと人の目でおこなわれています。
また、以前は人の手でおこなっていた検査も、現在はカメラによる自動検査を徹底しています。
水の中の異物検査やキャップの装着状態の確認検査、さらにはボトルの密封性検査等、人の判断によるバラつきを防ぐため、すべてのボトルを自動で全数検査しています。人がおこなうと結果が変わってしまう可能性のある検査は、すべて機械が正確に判断することで、常に安定した品質を保っているのです。
しかし、機械が正確に判断できるのは、それを動かすスタッフの目と管理があるからこそです。私たちは、自動化された生産工程においても、機械が正しく機能しているか、異常がないかを常に人が確認することを重要視しています。
先ほど初めて導入した技術のお話の際にも触れたペットボトル成形機により、環境負荷の低減に貢献しています。
これまでのペットボトル成形機では、製造過程で規定外となったプリフォーム(ペットボトルの原型)はリサイクル業者に処理をお任せするしかありませんでした。しかし、岐阜北方工場では、こうしたプリフォームを粉砕して原料として再利用することで、新しいプリフォームの生産に役立てています。これは資源の無駄をなくす、大切な取組みです。
また、地下天然水の保全活動にも力を入れています。
地域社会の一員として、美しい環境づくりに貢献することは私たちにとって非常に大切だと考えています。そのため、私たちは積極的に地域清掃活動に参加し、地域との連携を深めています。
そして将来的にはこの活動をさらに広げ、近隣の工場や企業の方々とも協力して、より大規模かつ定期的な地域清掃活動を実施していきたいと考えています。
工場長からお客様へのメッセージ
私たちの工場で採水される天然水は、まさに大自然の恵みそのものです。
お客様のもとへ、地下深くからくみ上げた「生のおいしさ」を一切損なうことなくお届けするため、私たちは徹底した品質管理に日々取り組んでいます。そのために、最新の設備を導入し、安心・安全な製品づくりに力を注いでいます。
そして何よりも、この岐阜北方工場では『良いチームが良い製品を作る』というポリシーを掲げ、スタッフ一人ひとりが仕事に誇りを持ち、活発なコミュニケーションの中で製品の品質向上に努めています。この温かく、こだわり抜いた環境が、お客様に心から安心してお飲みいただける「生」天然水を生み出していると信じています。
私たちの想いとこだわりが詰まった「生」天然水が、皆様の日々の生活に寄り添えれば幸いです。


